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PLL-OSC-100 インテリジェント型 PLL発信ボード・キット
上級者向けキットです。購入後組立が必要です。（表面実装部品は実装済み）
・スペクトラムアナライザによる観測データ
◎55MHz～150 ＭＨｚ をバンド別でカバーしています。 （下記の周波数バンド表参照）
（50MHzバージョンはこちら）
◎ボード単体で動作します。
◎パソコン、マイコンから、RS232C経由で、リモート制御が可能です。
（Windowsから使いやすくした、専用ソフトもあります）
◎63チャンネル分の周波数を、EEPROMにプリセットできます。（外部スイッチにて切替可）
◎切り替えステップ １0 KHz
・名刺より小さいので場所をとりません。 （48*79mm）
・基準発信に安定度の高いTCXOを使用しています。
・電源は、定電圧化されたDC9～DC12Vで動作します。
・周波数のロック状態を、Hi/Lowで端子に出力しています。(Lowがロック状態）
・出力は、約-5dBmです。（150MHzでは、約-10dBmまで落ちます）
・出力インピーダンスは、約50(Ω)です。
・PLLコントローラにMB15E06（富士通）を使用しています。
・表面実装部品は、実装済みです。
本ボードは、ターミナルモードも持っているので、パソコン又はマイコンのRS-232Cポートに接続すれば、外部からリモート制御ができます。
例えば、Windows上で、ハイパーターミナル等のターミナルソフトを立ち上げて、テキストで
"F10000"
を本ボードに送れば、100 MHzで発信を始めます。
Windows専用の制御プログラムもあります。
制御コマンドを公開していますので、プログラムからでも自由に制御できます。
パソコンから使う場合は、RS-232Cケーブルをご用意ください。RS-232C用のD-SUBコネクタは、付属しています。
ボード単体で動作させる場合は、EEPROMに書き込んだ、63チャンネル分の周波数を、外部スイッチで切り替えます。
EEPROMへの周波数の書き込みは、パソコン又はマイコンからRS-232C経由でターミナルソフトか、Windows用の専用ソフトを使って行います。やり方は簡単です。下記の、スナップショットをご覧ください。
パワーＯＮ時は、スイッチで指定したチャンネルの周波数で発信します。
スイッチが接続されていない場合は、0番チャンネルの周波数で発信します。
スイッチには、一般のトグルスイッチとかBCDスイッチが使用できます。
もちろん、TTLとかトランジスタからのON/OFFも可能です
こちらから、ダウンロードできます。
組み立て時に、キットに含まれている、トロイダルコイルの巻き数によって、次のように、発信させる周波数バンドが決まります。
周波数の重複している部分が、多くありますが、例えば、100MHzを発信させる場合は、バンド中央に近い6回巻きが適しています。
巻き数
Mix(MHz)
Max(MHz)
バンド幅(MHz)
16
55
63
8
15
58
68
10
14
61
71
10
13
64
74
10
12
66
80
14
11
69
83
14
10
72
86
14
9
80
96
16
8
83
105
22
7
90
115
25
6
95
125
30
5
100
135
35
4
120
150
30
※上記の表は、各バンドで安定した発信ができる範囲です。
※上記の周波数は、コイルの巻き方とか素子のばらつきで若干変わります
リモートモードから使用できる、全コマンドです。
コマンド 解説 使用例 備考 T リモートモードに切り替わる T リモート制御が可能になる S スタンドアロンモードに切り替わる S スタンドアロンモードになり外部スイッチでのチャンネル切替が可能になる
（初期状態はスタンドアロンモード）F***** 周波数を変更 F10000 周波数を5桁（10KHz）単位で指定 W** 現在の周波数を指定チャンネルに書き込む
EEPROMに記憶されるため、電源OFFしても消えないW01 チャンネル番号は0～62の63チャンネルを指定可能
各チャンネルはEEPROMに記憶される
起動時はチャンネル0で発信C** 指定されたチャンネル周波数へ変更 C01 ターミナルからでもチャンネル変更可能
周波数が未設定のチャンネルを指定した場合は、チャンネル０で発信Q** チャンネルの周波数の問い合わせ Q01 チャンネルに設定されている周波数が、テキストで返される L ロック状態の問い合わせ L ロック中は"L"が、ロックが外れると"U"が返される
販売終了
定価 6,000円
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